とっつぁんnote

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2023秋ドラマ | 最終回まとめ③

いかん、年が明けてしまう!
と、急いで書いてます。※2023年12月31日に書いたやつです。

いえ、別に私の感想待ってる人もいないでしょうし、もう書かなくてもいいかなとは思ったんですよ。

だって、もう『パリピ孔明』も

『時をかけるな、恋人たち』も
 
『コタツがない家』も
 

最終回の感想書いたのでね。
継続してる『相棒』以外だと『下剋上球児』と『マイ•セカンド•アオハル』と『いちばんすきな花』だけなんですよね。「まとめ」を名乗るほど数がないっていう…。

しかも、『推しの子』の記事でお伝えしたんですけど、異動したばっかりで昇格なんて絶対ないのに昇格に必要なテストに年内に合格しなきゃいけないという謎の状態になり、『昇格しないのに意味わかんなくない?!』と日々夫に文句言いながら勉強していたせいで貴重な在宅ワークの日の自由時間が潰れ、普段その時間に見ていた『マイ•セカンド•アオハル』の最終回をなかなか見れずに、感想も遅くなりました。

ちなみにギリギリ合格しましたよ!
おめでとうって言ってもらっていいですか?
(おめでとう)
……いやー、ありがとうございます!!!!!!!
落ちてたら気持ちよく冬休みに入れなかったのでよかったです。

◾️下剋上球児
なんだかんだ言いつつ楽しかったです。
ついこの間まで一勝もできなかった高校が甲子園出場するってすごいですよね。
昔、番組制作の仕事をしていた時に高校球児の取材に行ったことあるんですけど、強豪校と弱小校の差ってほんとすごいんですよ。練習風景撮ってても、弱小校はエラーが多すぎていい感じの映像を撮るのも難しいですしね。越山高校も最初そんな感じだったと思いますけど、それが甲子園常連校に勝つんですからね。
本当に奇跡だし、奇跡を起こせるくらい努力してきたんだと思います。

昔とんでもないスライディング(プールの飛び込みのようなスライディング)で鼻血ダラダラだったキャプテンが、決勝で見事なスライディングを決めた時には泣きました。
犬塚くんも大事な試合で初の先発漏れになった夜、バッティング練習してるところがめちゃくちゃかっこよかった…!しかも翌日の試合でちゃんと打ったし!!!
野球部の子たちがみんな本当にいい子で、3年生の子たちのことが大好きになりました。

……そう、3年の子たちは。

南雲(鈴木亮平)の無免許問題に大揺れしたこちらのドラマ、
今の3年生の子たちが1年の夏に無免許問題で自首→判決待ち→2年の秋に南雲コーチ復帰→そこからダイジェストであっという間に3年の夏の3回戦まで終わる
という流れだったので、1年生と2年生への愛着が正直ゼロ。1年生なんてダイジェストの中で知らん間に加入してるわけですから誰が誰かももちろんわかりません。

それもいいと思います。このドラマの主要キャストは3年生で3年生の6人の物語さえわかればいい流れなんだと思います。そもそも、学園ものと言っても主要キャストは絞られ、クラスのほとんどの奴は背景と化してるので、『下剋上球児』も同じと言えば同じです。

ただ、やっぱり思ってしまうんですよ。
先発メンバー発表の時、選手交代の時。
「誰だお前は?」と。
大事なシーンのピッチャー誰だかわからず混乱したのは私だけじゃないですよね?

総じて、やっぱり無免許問題はいらなかったんじゃないかなーとどうしても思ってしまうのです。
もしくは無免許問題に割いた時間が多すぎたのでは…。

あ、でもなんだかんだ言いつつ楽しかったです!(最初の一文に戻る)

◾️マイ•セカンド•アオハル
私が言い合いことはただ1つです。

結婚しとこ?!

佐弥子(広瀬アリス)、もう35歳だよね?
いや、別に結婚したいとか子供ほしいとか思ってないならいいんすよ。
でも結婚したそうだったし、子供もほしそうだったよね。だったらもう結婚しとこ?!せっかく10歳も下のいい男が結婚したいって言ってくれる奇跡が起こってるんだから、頷いとけばいいんだよ!!!
と、アラフォー女は思う。

何ですか、主人公には結婚とかに喜ばない自立した女にしたかったんですかね。
立派です。素晴らしいです。それでこそ令和のヒロインですよね。

ただ、佐弥子が子供はいない人生でいいと決めたとしても、一度、拓(道枝駿佑)とは話あってからの方がいいと思うぞ。

◾️いちばんすきな花
9話で美鳥ちゃんメインの話をぶっ込んできた時はびびりました。
しかも美鳥ちゃんが出てくるまでって主人公4人の考え方、生きづらさにひたすら寄り添ってきたのに、美鳥ちゃんが登場したことによってなんというか4人を外から見る感じになりましたよね。
そうなると若干4人の無意識の中での排他的な感じを目の当たりにしてちょっと居心地が悪いというか。
それを物語終盤の9話でやってきたかー、と。

1話を除いてあまり大きな出来事は起こらず、淡々と物語が進んだ感じでしたが、楽しんで見れました。

さて、最終話のラストで藤井風が「花」を弾き語りする演出、皆様はいかがでしたでしょうか?
番組の公式Xには「粋な演出で最終話がよりいっそう感動的に」「夢のような演出でした」「近年稀に見るドラマの素敵なラストシーン」「最後の最後まであたたかくて素敵なドラマでした!」「風さんが『花』と共に共演してる姿に涙が止まりませんでした」「まさかの風さんの花!四人の姿見ながら泣いちゃいました」など500件以上のコメントが寄せられたそうです。

……ふーん。

高評価のニュースを横目で見ながら更にニュースを検索する私。
あ、ありました。

藤井風サプライズ登場に「蛇足すぎる」…ドラマ『いちばん好きな花』最終回で主題歌披露も戸惑いの嵐

Yahoo!ニュース(SmartFLASH)より

お、そうそう。そうなのよ。
藤井風がどうのではなく、ああいう演出って一気に現実に引き戻されるからあんまりいいって思えないのよね。
と思いながらその記事に対するコメントも読みました。

「悪意のある記事ですね」
「私は面白い演出だなと思いました」
「別に違和感なく観ましたけど」

……おや?

「ドラマと主題歌が上手くマッチしていて、素敵なエンディングだったと思います」
「私は印象に残る素敵なエンディングだと感じました」
「改めて、歌の世界観と4人の世界観を感じられてよかった!」

……。

その後も続く、ラストの演出擁護派。
なんなら、「ケチつける奴なんだよ、なんでもかんでも文句言いやがって」という雰囲気にびびる私。
あのラスト蛇足じゃないか?と思ってしまった私は間違いなく少数派な感じ。これは部が悪い…。

いえね、私は藤井風さんが悪いとは決して思ってないんですよ。ただですね、あの部屋で歌う演出はいらなかったんじゃないかなーっていうね、制作側への意見というかですね。はい。


……ラストも含めてよかったかもしれないです!


よいお年を〜!