とっつぁんnote

ドラマや映画、エンタメ諸々について

未来へのワクワクが詰まった『さよならマエストロ』最終回 | 當真あみの透明感は異常。

なんと爽やかな最終回!
これぞドラマの王道。

思った通りに全てが進みつつ、音楽と家族と仲間についてその回ごとにちゃんと感動させてくれる。
明日から仕事でたるいなー、という私の気持ちを、日曜の夜にいつも明るくさせてくれた『さよならマエストロ〜父と娘のアパッシオナート〜』がついに最終回を迎えました。
さ…さみしい……!私はやっと「アパッシオナート」を覚えたとこなんだよぉ!!!!

ところで、以下の記事でも愛菜ちゃんの弟・海の名前の由来について気にしてたんですけど、

 

ちゃんといいやつありましたね!

西島さんが石田ゆり子と初めて会った時の話。ドビュッシーの「海」という楽曲でイメージがわかず煮詰まっていた西島さんは、石田ゆり子シャンソンの「ラ・メール(海)」を歌っているのを聴いて「銀色の波が美しく踊る海」が見えたらしいです。

……素敵じゃーん!!!
海も素敵な名前の由来で、響と同じように音楽にも繋がる名前でよかった!


さて、最終回。

晴見フィルは仙台のオケフェスに向けて遠征資金集めに奮闘する。
そんな中、蓮(佐藤緋美)は古谷(玉山鉄二)と大輝(宮沢氷魚)と共にあるところに向かっていた。そこでの予想外の行動に突き動かされた団員たちは、晴見フィルが存続する方法がないのか模索し始める。 その折、俊平は志帆(石田ゆり子)のもとを訪ねていた。響(芦田愛菜)と和解したことを伝える俊平(西島秀俊)。そこで正直な気持ちを伝える…
その矢先、ドイツのシュナイダー先生が倒れたと連絡が入る。
楽家としてシュナイダー先生からもっと学びたいと思っていた俊平は悩む。しかし、晴見フィルにとって命運をかけた最後の公演を控えていて…

まさかの離婚。何となくこのままやっていくのかと思っていたら西島さんと石田ゆり子が離婚を決めました。
いい意味で比較的予定調和に進むドラマでしたが、ここは予想外。2人の掛け合いが自然すぎてなんだかんだこの先も一緒にいるのかと思ってました。愛菜ちゃんと西島さんも仲直りできたし、これからは時々みんなで集まってご飯食べたりできそうだな〜とかわくわくしてたんですけど、愛菜ちゃんから5年間逃げ続けた西島さんへの愛は石田ゆり子の中で既に終わっていたんですね。

自宅で西島さんと石田ゆり子から離婚について聞かされる芦田愛菜ちゃんと弟くん。
一瞬の沈黙後、明るく話し出したのはやはり弟でした。

弟「結婚してるとか離婚してるとかどうでもいいんじゃないの?ほどよくバラバラで誰かに何かあったらこうやってみんなで集まればいいし。そういうスタイルが合ってるんじゃない?うちの家族には」

弟!!!!
お前ほんとにできた奴だな!!!

弟「ぺい(西島さん)と姉ちゃん(芦田愛菜ちゃん)が仲直りしたらそれでいい」

おとうとぉおおおおーーーーーー号泣!!!!
ちょっとほんとにどれだけいい子なの?!国宝級のいい子だよ。
うちにも息子いるんですけど、どうやったらこんないい子に育ちます?
食後も晴見フィルのために動画編集してるんですよ。自分の勉強したり、好きな動画見たり音楽聴いたり、好きな子とのデートプラン考えたり、もっと自分のことに時間使ってもいいんだぞ?!とあまりのいい子ぶりに心配になります。


最後、いろいろあって、やはりマエストロ(西島さん)をドイツ行きを後押しすることにした晴見フィルのメンバー一同。
本当はマエストロとずっと一緒にやりたいんです。マエストロがいたから、昔の自分たちでは想像もできなかった音楽を奏でることができるようになった。音楽をもっと好きになった。マエストロとならもっともっと、どこまでも行ける気がするーーー。
でもその自分たちの思いより、マエストロの背中を押すことにした仲間たち。

玉山鉄二「マエストロ、あなたをクビにします。
あなたは、うちのオケには立派すぎるんです。マエストロは世界へ羽ばたいてください」

男前の玉鉄、ぐしゃぐしゃの顔で説得。思わず笑ってしまうほどの、どえらい顔で号泣。
玉山鉄二がどイケメンだということを度々忘れそうになった3ヶ月。
そしてついに愛菜ちゃん、晴見フィル加入ーーー!!!
おめでとう!!!!私の当初の予想では7話のラストには加入してたよ!!!長かった!!!

ドラマのラスト、西島さんの指揮で晴見フィルは最後の演奏へ。

音楽に乗せて、主要人物1人ずつ西島さんとの出会いから回想。
なんてわかりやすい……!
ビバ、わかりやすさ!!!なんと心地いいわかりやすさ!!!

西島さんはまた晴見フィルに戻ることを約束。
飛行機の時間が迫り、慌てて去ろうとする西島さんに晴見フィルのメンバーが叫びます。

「さよなら、マエストロ!!!」

……なんて明るい「さよなら、マエストロ」!!!
また一緒に演奏するって約束しましたもんね。さよならですけど、さよならじゃないです。
子供同士の約束のような明るさ。
また会えるよね!という元気いっぱいの「さよなら」でドラマは終了しました。

個人的には、ちょっとだけ後日談あって、数年後西島さんが戻ってきて晴見フィルのメンバーが(その時晴見フィルが存続してるかは別として)集まって「お帰りなさい、マエストロ!」というところが見たかった……!(それこそ王道すぎるけど)

でもまぁ、それはあくまでエピローグですよね。『さよならマエストロ』は今回の終わり方でいい気がします。
だって西島さんは絶対また帰ってきますし、その時はまた絶対晴見フィルのメンバーは集まりますから!
描かないからこそ、視聴者が心の中で「きっとまた一緒に演奏できる日がくるんだろうな」「こんな風に再会するのかな」「もしかしてみんなで海外まで西島さんの音楽を聴きにいくこともあるのかな」とワクワクするような未来を想像して、明るい気持ちになれたんじゃないかと思います。

『さよならマエストロ』のおかげで、小学生の頃に音楽クラブでみんなで一緒に演奏して楽しかったことや、みんなで音を合わせた瞬間の楽しさをリアルに思い出しました。
音楽って楽しいですよね。
娘もピアノ習ってるんですけど、そういう他の人と一緒に演奏する楽しさをどこかで知ってほしいなと思ってます。



さて、ちょっと話それますけど、声を大にして言いたい。

當真あみかわいい!!!!!



夫は綺麗系、私はかわいい系が好きなのでタイプが違うんですけど、久しぶりに「この子はかわいい!」と意見が揃いました。

初めて見たのは『オールドルーキー』だったんですけど、一目見た時からそのかわいさに心奪われました。

夏帆を初めて見た時に感じた透明感。
永野芽郁に通じる華のある感じ。
清原果耶のような凛とした雰囲気。

久しぶりにがっちり見て、やっぱりかわいいな〜と思いました。
芸能界の皆さま、彼女を大事に育ててやってくださいね!!!

とりあえずリアル高校生のうちに一本青春映画の主演でその輝きを刻みつけてもらって日本アカデミー賞の新人賞を取って、その後も着実にステップアップしてほしい。
NHKとかにも気に入られそうな雰囲気だから、そのうち朝ドラもいけそう。欲張らずにまずは脇。主演は20代になってからね。

なんというか、もちろん写真でもかわいいんですけど、静止画より動いてる方が魅力的に見える子ですよね。(←もちろんインスタ見てます)

私としては是非とも東野圭吾の『秘密』をあみでリメイクしたいんですけど、どうでしょう。
東野圭吾先生、どうでしょう?
映画配給会社の皆さま、どうでしょう?
映画監督の皆さま、彼女の輝きを撮りたくありません?

 

※これ、絵は永野芽郁になってますけど、5年後なら當真あみって書いてます!

これからの當真あみの活躍も楽しみな今日この頃です。


おしまい!