とっつぁんnote

ドラマや映画、エンタメ諸々について

『さよならマエストロ』芦田愛菜ちゃんの思春期がしんどい。

日曜劇場『さよならマエストロ』父と私のマリトッツォ、じゃない、アッパシオナート、じゃない、アパッシオナート。


第4話
「姉ちゃんってさ、マジで思春期だよね?」
(by弟)


弟ーーーー!!!!
ほんとそれーーーーー!!!!!

初回からここまで思春期を拗らせ続けている、西島秀俊さん演じるマエストロの娘•芦田愛菜ちゃん。
愛菜ちゃん……愛菜ちゃん好きなのに、さすがに思春期がひどすぎるよ……と心が疲れ切っていた第4話。ついに弟くんが「姉ちゃんってさ、マジで思春期だよね?」言ってくれました。

視聴者全員の気持ちを代弁してくれてありがとう!!!!

これで愛菜ちゃんもちょっとは思春期卒業してくれるかな〜。って楽しみにしてたんですけどね。

5話も全く変わらず思春期のままでした。

弟の言葉、全然響いてねー!!!!!!

弟くん、お姉さんに全然伝わってないよ!
引き続き思春期拗らせて家出してるよ。そして社会人なのにホテルにも行かず、オケの倉庫?で寝泊まりしてた……。
んでもって、最終的には同じ市役所に勤める宮沢氷魚に「うち来る?」と言われてついていく始末。

石田ゆり子「今でも響(愛菜ちゃん)が15歳だと思ってない?」
……うん、思ってた!私、あの子の精神年齢15歳だと思ってたよ!


居場所はちゃんと西島さんに連絡した方がいいと助言する宮沢氷魚
氷魚「お父さん心配するよ?」
愛菜「いいんですよ、心配しとけば」
氷魚「思春期か!」
私「思春期なのよ!!!!!!!!!」

急にみんなが芦田愛菜ちゃんに、「お前は思春期だ」と指摘し始めました。


ただね、父親のことが大好きで、音楽が大好きで、だからこそ頑張って頑張って頑張りすぎて、取り返しがつかないくらい遠くまできてしまったんだろうな、とは思います。

 
私は生まれてこのかたパパっ子的になったことがないから正直わからないんですよね。

うちの父親めちゃくちゃ無口でして、平日は毎日帰ってくるのも遅くて、土日は永遠に寝てたので会話した記憶もあんまりないんですよ。
んでもって、運動会もピアノの発表会も見にきたことがないくらいで、「子供のために」みたいな発想があまりない人だったんで、私が見たいテレビ番組とか全然見せてくれなかったんです。

日曜日の夜、なんかわかりませんけど、『ちびまる子ちゃん』と『サザエさん』は見せてくれたんですよ(たぶん他に見たいのもなかった)。でも『キテレツ大百科』はどうしても無理で。
私もどうにか見たいと抵抗して、オープニングの「お料理行進曲」一緒に歌ってみたんですよ。可愛くないですか?小学校低学年の子どもが「いざすすめや〜キッチン〜」って歌ってるんですよ?
でも歌ってる途中に容赦なくチャンネル変えられましたね。

大事に録画してたアニメのVHSに父親が何か別番組録画しようとしてたので勇気を振り絞って「今入ってるの私のだと思うからビデオ変えていい?」って聞いたら「バカ言ってんじゃねぇ」と言われて終わりでしたよ。

こんな相手に思春期できると思います?
できないですよ!怖すぎですから!!!
愛菜ちゃんみたいな思春期やったら絶対家追い出されました。

西島さんが優しいから愛菜ちゃんもあんな思春期できるんですよね。愛菜ちゃんは、反抗しつつ西島さんに力一杯甘えてるんだと思います。
どれだけ思春期しても西島さんが自分を見捨てないってわかってるんです。冷たい態度を取って、いっそ自分に構わないでほしいと思いつつ、それでも本当は構い続けてほしいと思ってる。


……あー、めんどくさい笑!!!


愛菜ちゃん自身も本当は自分のことをめんどくさいと思ってそうな気もしますし、早くそこから抜け出せるといいなと思います。
(早く愛菜ちゃんも晴見フィル入って!!!!)


そして今回は、これまで必死に家族を繋いできた弟くんがキレちゃった方が可哀想でした。
ほんとにみんなまだ高校生の弟くんに頼りすぎですよね。思春期やりたいのはこっちだよ!って感じですよ。

高校生の弟くん、いい子すぎ。
芸術に傾倒している変わりものの両親と、思春期拗らせてる姉に挟まれて、思春期できなくてかわいそう。

それでもまだ西島さんからの電話を無視する愛菜ちゃん。

まーなーちゃーんーーーーーー!!!!!!!!


そろそろマジで思春期終わりにしよ?

おしまい。